職場でも、恋愛でも「相手にされない」というのは、辛いですよね。理由が全くわからない人にとっては「どうすればいいんだ…」と頭を抱えてしまいます。
周りから相手にされない人には「恋愛」「職場」でも共通点があります。今回は、職場・恋愛で相手にされない人の「共通点」と「明日から実践できる改善方法」をご紹介していきます。
【職場・恋愛に共通】相手にされない人の特徴とは？
それではまず職場や恋愛、どちらにも共通する相手にされない人の特長をご紹介していきます。
特長その１ 相手の気持ちを考えることができない
相手の気持ちを考えることができない、寄り添うことができない人は、知らず知らずのうちに「自己中心的な考え方」をしていることが多くあります。そのため、「相手の立場になって考える」という人間関係を作るのに必要なことが欠けてしまっているのです。
また、このような人は「自分がされたら嫌なことを他人にしてしまう」という傾向もあります。そうすると、あなたと一緒にいる人は「私にはやってくるのに、自分は嫌なの？」と不快に感じてしまうのです。
「そんなこと言われても、自分でどこが自己中なのか分からない」と、悩んでしまう方もいると思います。それこそ、自己中心的な方が、どんどん周りから相手にされなくなってしまう根本的な原因です。
- 仕事を頼まれたけど、やりたくないから他の人に振った
- 職場に好きな人がいるから、仕事中関係なく声をかけてしまっている
このようなことが、「自分軸」でしか物事を捉えることができない人に起こり得ることです。基本的に「自分への気遣いがない」と感じた人は、その相手に不満を感じるようになり、次第に相手にしないでおこうとなるのです。
特長その２ KY、空気が読めない
その１の自己中ともすこし似ていますが、場の空気が読めない人は
- 場の流れに関係なく思ったこと、余計なことを口に出す
- 自分の興味のあること以外には反応が薄い
- 冗談を真に受ける など
このように振る舞ってしまい、恋愛でも職場でも次第に相手にされなくなってしまいます。
空気が読めない人のそばにいると「疲れる」「つまらない」という感情を抱いてしまうため、「なるべくなら、関わりたくない」と思われてしまうのです。
恋愛に関しても「すぐ連絡先を聞いてしまう」「いろんな人にアプローチしていく」というのも、周りからしたら「空気が読めない人」というレッテルを貼られてしまうので注意が必要です。
特長その３ 身だしなみ・行動が雑すぎる
- 音を立てて、食事をする
- 足を広げて座っている
- 洋服が、いつもクシャクシャ
このように、普段から身だしなみや行動が雑な人は、最初は話しかけてくれる方もいると思いますが、だんだんと周りから相手にされなくなってしまいます。
恋愛では、なにげなく使ってしまう言葉にも要注意です。いつもは丁寧に話していても、お店の店員さんなどに高圧的、威圧的な言葉を使ってしまうことで「普段、そんな感じなんだ…」と、好きな人に引かれてしまう可能性があります。
特長その４ 悪口・ネガティブな発言が多い
普段から「疲れた」「早く帰りたい」「〇〇やりたくない」などの発言や「あの人、〇〇なんでしょ？ありえないよね」などの悪口を頻繁にいう人は、周りから相手にされなくなってしまいます。
なぜなら、普段からネガティブなことを発していると、周りの空気も淀んでいきますし、なにより、悪口が多い人と一緒にいても楽しくないためです。
職場の場合では「あの人が手伝ってくれないのが悪い」などと、すぐ人のせいにしてしまう方も周りから相手にされなくなってしまう原因の一つとなるでしょう。
明日から実践できる！周りの人から好かれる方法とは？
ここからは「周りの人から好かれる人物」になる方法をご紹介していきます。
好かれる人になる方法１ 他人軸で考えていく
自己中心的な方や空気が読めない人の共通点として、「自分軸でしか物事を捉えることができない」という傾向があります。
そのような人は「自分が嫌だと感じたら、やらない」「いま、自分がやりたいことだけをやる」といった行動が増えていってしまいます。よく言えば自分を持っている、自分に素直という見方もできますが、常にそのような態度ですとやはり周りの人は疲れ、関係を持ちたがらなくなるでしょう。
そこで、最初は1日に１回だけでも「困っている人を助ける」「あなたは、どう思う？」などの相手の感情を知る機会を作っていくことによって、「相手軸」の考え方にシフトチェンジしていくことができるようになるでしょう。
少しでも、相手の気持ちを知ろうという姿勢を見せることで、相手に好印象を与えることができ、周りに人が集まっていくようになります。
好かれる人になる方法２ 発言・行動にセルフチェックを入れる
自分が「あれ、したい」「これ、したい」と思った瞬間に行動してしまうと、場合によっては「なんで、あんなことしたわけ？」と相手に不快な思いをさせてしまうことがあります。悪口やネガティブな言葉が多い人も、このような「すぐ、言ってしまうクセ」がついてしまっているのです。
このような方は日常的に「〇〇やりたいけど、今やるべきなのかな」「こんなこと言ったら相手が傷ついてしまうのではないか」と、一瞬だけ考える時間を作るようにしていくことがオススメです。
もちろん、これまで当たり前にやってきたことを変えるのは簡単なことではありません。「すぐに口に出してしまう」という方にとっては、少し難しく感じるかもしれません。そこで、何かを言う前に一呼吸置く、深呼吸する、ということを意識してみてください。会話途中であれば、「そうだなぁ」など繋ぎの言葉を利用することで、自然と身につけていくことができます。
好かれる人になる方法３ ネガティブな感情をうまくコントロールする
怒りや不安など、ネガティブな感情うまくコントロールすることによって、相手から「安心できる」「一緒にいて楽しい」と感じてもらうことができます。
残念ながら感情をコントロールするのは難しいテーマですので、この場ですぐにお伝えすることはできません。ここでは簡単な方法を１つだけご紹介します。それは「呼吸をコントロール」することです。
体や心、精神、感情には「呼吸」が密接に大きく関わっています。しっかり呼吸をすることで脳や神経、筋肉に酸素がまわりやすくなり、平常心を保つことができやすくなります。
マインドフルネス瞑想が世界的に流行したのも、忙しい毎日のなかで、しっかりと呼吸を整え、脳や体をリセットする習慣を持つことでピークパフォーマンスを発揮できるようにという背景があります。
感情の起伏を無理に抑える（我慢する）のではなく、呼吸を整えることで冷静になり、うまく感情と付き合うことができるようになっていきます。
呼吸の効果についてはこちらの記事もぜひお読みください。
会議や面接で緊張すると、頭が真っ白になる理由とは？解決方法を解説
さいごに 職場・恋愛で不利にならないためにも…
人に「相手にされない」ことは、恋愛だけではなく仕事にも影響します。チームでうまくできなければ成果は上げづらいでしょうし、人事評価もあがりづらく、昇進、昇給もなかなか望めないかもしれません。
周りに人がいなくても良いという人もいるかもしれませんが、それではずっと孤独と付き合っていかなければなりません。今はよくても10年先、20年先、老後までずっと孤独に過ごすことになってしまうかもしれません。
今回ご紹介したことを参考に、まずは意識だけでもぜひ「好かれる人物」になるようチャレンジしてみていただければと思います。
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「人間関係がうまくいかない」「相手にされなくて困っている」という方は、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。
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