1位:【高い声を出すための
3つのボイストレーニング方法とは?】
・声を出すことは個々人の才能ではなく、本来誰しもが持っている《機能》である。
・機能を使いこなす方法を知れば、誰でも高い声を出すことができる
・使いこなせない主な理由は3つ。
- ノドが締まっていて、声を出そうとすると苦しくなる
- 身体に余計な力が入っていて声が安定しない
- 息を吐く量が足りなくて声が細くなる
・これらを解決する方法を知れば、誰でも高い声を出すことができるようになる。
高い声を出すボイストレーニング方法① 〜びっくりスローモーション〜
・息を吸ったら、「流れを止めずに」すぐに息を吐く。
そうすることで息の流れが途中で途切れず、のどが開いて声が響くようになる。
・のどが絞まる感覚があったり、声が細いと感じる場合は、 こちらの3つをチェック。
高い声を出すボイストレーニング方法② 〜水ジャージャー法〜
・腹式呼吸と同じように腹筋を使って、
さらに、より身体が緩んだ状態で楽に声が出る方法。
・腰の後ろにフレッシュなお水が入ったタンクがあるとイメージする。
腰からお尻にかけて、お水がバケツをひっくり返したかのように
「ジャバーーッッ」と流れ落ちるイメージをする。
・腰に水が勢いよく流れ落ちるイメージをすると、
身体に余計な緊張がない状態で腹筋を使えるようになる。
高い声を出すボイストレーニング方法③ 腰グルグル
この腰グルグルを使うと、
腹筋だけでなく、背筋も使って声が出せるようになります。
高い音域でも、声を太く、安定させることができるようになります。
2位:【声がかすれる人にも有効!声帯の負担を取り除く1日「40秒」でできる2つの方法!】
・舌やあごの緊張は、声帯にダイレクトに伝わる。
声帯が緊張したまま声を出そうとすると、声がかすれる原因になる。
・鏡を見ながら口を開けて、中の状態をチェック
「口が十分にひらかない。指2本分ほどの広さも口をあけられない」
「口をあけようとしても、アゴが痛くて無理」
「口を開こうと頑張った。すると、舌がプルプル震えた」
という人に、
声帯が緊張せず、負担なく歌うための
「アゴのもみほぐし体操」
「舌のららら体操」
の2つのボイストレーニング体操をお伝えしていく。
《 アゴのもみほぐし体操 》
1.頬骨の下に親指を下から押し当てます
2.親指の位置はそのままで掌が上になるように手を返します
3.親指以外の4本の指で後頭部を抱えます。
4.指が滑らないよう固定しつつ両肘を真ん中に寄せていきます
親指が頬骨の下に入り込んでいるか確認してください。
5.そのままゆっくりと「あいうえお」と言います。
「あ」と「え」の音で口を縦に開いてください。
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《 舌のららら体操 》
1.口を縦に開きます。
大きさは指が2本縦に入るくらいにします。
2.舌の先を上の前歯の裏側の付け根につけます
3.舌の先を下の前歯の裏側の付け根に向かって
「ぱたん」と落とします。
この時に「ら・ら・ら」と言いながらやりましょう
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3位:【声帯を鍛える5秒筋トレで強い声になる】
・起きたばかりの時や、
事前に練習ができず、突然歌うことになった時など、
声帯のウォーミングアップをする方法があります。
・口を開けて、こんな風にのどを鳴らしてみてください。
http://blog.amatomusica.com/wp-content/uploads/2018/02/5621bb1d198ddc1e9794eb9b2eaf422b.mp3
・のどを鳴らしている時、声帯同士が軽くこすれ合っている。
・この動きによって声帯周囲の筋肉を鍛えることができ、
疲れにくく精密な動きのできる強い声帯にすることができる。
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練習するときは次のポイントに注意
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1.音量は必要ない
このボイトレでは声を出す必要はない。
必要なのは、声帯同士が触れ合う感覚を感じること。
息を吐きすぎて「のどを鳴らす音」が「声」になってしまうと、
声帯が触れ合う感覚が分からなくなる。
のど仏を触って、わずかに振動を感じるくらいで十分。
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2.呼吸は止めない
吸った息を止めてからのどを鳴らそうとすると、
のどの周辺が緊張する。
緊張した状態でこのボイトレを行おうとしても、
のどを傷めるだけになってしまう。
息の量は声を出す時の5%くらいでOK。
呼吸のスピードは声を出す時の半分で行う。
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3.あごの緊張をほぐす
口を開けた時に下あごが動かし辛い人は、
あごの筋肉が凝り固まっている。
この状態だと声帯周囲に余計な緊張が入り、
音を安定して出すことができない。
また、のどを傷める原因にもなる
顎のもみほぐしを行って、緊張を解いてから行ってください。
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4位:【表現力を向上させ、人を惹きつける
歌を歌うための3つのポイント!
「抑揚の付け方」を分析すればあなたもカラオケの達人!】
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・歌の表現力をつけるための方法として、
「強弱」が大事な要素となる。
・強弱の変化をつけることで、歌に抑揚が生まれ、
ただ淡々と歌を歌うのではなく、聞く人の心を掴む歌になる。
抑揚をつけるために大事なのは、強弱をどのように変化させるか。
つまりは、
音と音の間の音量を大きくするか小さくするか
実は、どんな歌でも、この部分が大事だとわかるよう明確に強調される箇所がある。
それは
「一番高いキーが使われている箇所」
・歌詞の中で、一番メッセージ性が強い言葉は、
他の言葉より高い音程で歌われることが多い。
きれいに抑揚をつけるための2つのポイント
1.音量は急に上げない
高い音程に当てはまる歌詞「だけ」強調すると、
前後の歌詞との強弱の差が極端になり、聞いている人はびっくりする。
なだらかな山を描くように、
少しずつ音量を上げ、そして、少しずつ下げていきます。
そうすることで、自然な抑揚が生まれ、
聞いている人が惹きこまれる歌になる。
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2.上げる前に「ちょっと引く」
・抑揚は、強弱の差が開いているほど聞いている人の印象に残る。
・しかし、音量「中」→「大」→「特大」となると、
聞いている人には、ただうるさいだけの歌になる。
・ポイントとなる歌詞を歌う前に音量を一旦下げる。
一旦音が抑えられることで、聞いている人は歌に意識が向くようになる。
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5位:【たった1分で「音程がよくなる」
ボイストレーニング方法とは?】
・音程が取れないということ=「身体が音程を捉えられていない状態」
・そんな状態のときに、いきなり歌詞をつけて歌ってしまうと、
どうしても歌詞に気を取られて、なかなか思うように音程の練習ができない。
そこで、アマートムジカのオリジナル発声法
「グググ・ギギギ法」を使う
・「グググ。ギギギ法」のやり方は
歌詞をつけず、「グ」もしくは「ギ」の音だけで歌うだけ。
・声が鼻腔に響きやすく、音をとらえやすい。
「グ」や「ギ」という濁音(だくおん)は、他の音に比べて、腹筋が自動的に使われます。
結果、音程の取り方、身体の使い方が、身体に記憶されやすく、早く音程が取りやすくなる。
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音程は音程、歌詞は歌詞。分解して練習することが、上達のカギ!
・音程がしっかり取れたら、始めて歌詞をつけて歌う。
・音程は音程、歌詞は歌詞と分解して練習することで、格段に早く上手くなる。
テンポが遅い曲は、音程の苦手なところだけ「グググ・ギギギ法」を試しても◎。
・こちらの「クッション練習法」を応用して、少しずつ音を繋げて歌ったり、
http://blog.amatomusica.com/archives/550
こちらの母音の発音」を組み合わせると、さらに歌いやすくなり、音程が安定する。
http://blog.amatomusica.com/archives/686