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「声が小さくて、何を言っているかよくわからないと言われる」
「会話をしていても、聞き返されることが多い」
「声が小さいと言われるため、人前で発表するのが怖い」
「自分の声が相手に届いている感じがせず、声のせいで低い評価を受けている」
このような「声が小さいこと」にお悩みの方は大変多く、アマートムジカのボイストレーニングを受講されることを決心される方が後を絶ちません。

今回は、「声が小さい」という悩みを抱えている方に、原因や解決法をお伝えしていきます。

 

声が小さくなる原因

(1)大きな声の出し方がわからないなどの発声スキル面が原因の場合

① 喉が閉まったまま話している

喉が閉まった状態で話すことで、大きな声を出そうと思っても、こもった声になってしまいます。また、喉の締まりは発声のための呼気の流れを妨げることになり、浅い呼吸での発声になり、小さい声しか出せない、ボソボソ声になる。そんな症状を引き起こします。

② お腹から声を出す感覚がわからない

喉声で音量をアップするのは限界があります。
腹式発声の感覚をつかむことで、楽に大きな声が出せるようになります。

③ 口まわりの筋力不足

口周りの筋力の低下は、口の形が曖昧になり、しっかりと言葉や言語を正確に表現
できないことで、こもりや、ふわふわした、ぼやけた印象の声になってしまいます。

④ 相手との距離感を誤っている

声が小さくて、聞き返される人の特徴は、自分が声を届けたい相手との距離感を誤っていることです。届けたい相手との距離感が正しくないと、相手に声を拾ってもらうという負担を強いることになります。いつも相手に聞き返されることが常態化している方は要注意です。

(2)姿勢が原因の場合

① 猫背

猫背になることで、発声のために使う呼吸筋の動きが悪くなります。
また声帯の動きが悪くなることで、音量アップが難しくなります。

② 首が前に出ている

首が前にスライドしているような状態です。スマホ首とも言われています。スマホ首になると、猫背と同じく声帯の動きが悪くなり、声が出づらくなります。

③ 目が開いていない

喉の開きと眼輪筋は相関関係にあります。
いつも目を細めたり、ぼーっとした眼差しの人は、喉が閉まりやすく、声が出しづ
らくなります。

④ 重心が後ろにかかっている

声が小さい人の特徴は重心が踵側にある人が多いということです。
重心が踵側にかかることで、猫背になりやすく、また肋骨の位置が下に下がるため胸板に響く大きな声が出せなくなります。

(3)メンタル面が原因の場合

① 大きい声は出ないと諦めている

子供の頃から小さな声で話す癖があるので、大きな声を出せないと思い込んでいる人です。そのため、大きな声を出すことに対しての恐怖感も持っています。

② 大きな声を出すとうるさいと言われないかという不安

子供の頃に大きな声を出して騒いでいて、親や先生に叱られたり、怒られたりした結果、大きな声を出すことは、悪いことだ。迷惑をかけることだと思い込んでいる人です。

③ 小さな声の自分というセルフイメージから抜けられない

自分のセルフイメージは声が小さい人と、自分で決めつけてしまって、そこから抜け出すことができない人です。声が小さいことによるメリットを無意識下で受け取り、そのメリットを失いたくないために、小さな声で話すことを選択しています。

④ 相手が怖い、萎縮してしまって、声が小さくなる

相手に対して萎縮してしまう、怖い相手の前に出ると、途端に声が小さくなってしまう。そんなタイプです。間違ったことを言ってはいけない、迷惑をかけてはいけない、など頭の中でぐるぐると「〜してはいけない」という禁止思考が強いと、身動きが取れなくなって、黙り込んでしまう。声を出しても声が震えてしまうなどの症状が出ます。

⑤ 自分に自信がない

自己肯定感が低く、自分に自信がない人も声が小さくなる傾向があります。
アメリカの大学での心理学の実験でも、自信を持っている時の方が、自信のないときに比べて、声が小さくなる傾向にあることを伝えています。

「声が小さい」という悩みを解決する方法

(1)大きな声の出し方がわからないなどどの発声スキル面が原因の場合

① 喉が閉まったまま話している

あくびをしてみましょう。
あくびをする時って、吸った息を止めずに、そのまま吐き出していますよね。
それが喉が開くという感覚です。
その吐き出す息にそっと声をのせるイメージです。
喉が開いて大きな声を出す感覚がつかめます。

② お腹から声を出す感覚がわからない

腹式での発声を身に付けたい人に簡単にお腹から声を出せるコツがあります。
みぞおちを右手の握りこぶしで押しながら、咳をしてみてください。
咳をした瞬間に、握りこぶしが外側にポンっと押し出されるのがわかるでしょう。

次に、同じように右手の握りこぶしをみぞおちの上に押し当てながら、咳をするのではなく、前方にポンっっと押すタイミングに合わせて、「はっ!」と声を出してみましょう。お腹に力を入れてはいけません。
お腹から声が出せる感覚がつかめるワークです。

③ 口まわりの筋力不足を解決するには

ペットボトル法がオススメです。

・空の500mlのペットボトルを用意してください。
・その口をくわえてみて、五秒間息を強く吐きます。

2回繰り返してみてください。

・そのあと「おはようございます」「ありがとうございます」などの簡単な言葉を発声してみましょう。大きな声がはっきりと出ているのが気づくはずです。

④ 相手との距離感を誤っている

1メートル先に声を届けたい人がいたら、その先の2メートル先に声を届けてみます。声を届けたい人の距離×2倍のイメージで声を届けるのです。
その際に、相手の頭の上を放物線を描いて声が飛んでいくイメージをしましょう。

(2)姿勢が原因の場合

① 猫背

猫背を治すために、無理に背骨をそらすようにしてしまう人がいますが、腰痛の原因となります。ポイントは肋骨を高い位置に引き上げるということ。
その際に、肩甲骨は下にさげる意識をもちましょう。
これだけで猫背は改善されます。

② 首が前に出ている

スマホ首になってしまう人は、耳たぶの後ろの押すと痛い場所に、中指をあててみます。そして、その部分を真上に押し上げながら、顔を上に向けましょう。

中指の力を緩めないまま、顔を上から正面に戻します。
これで首が前に突き出てしまう症状は改善されます。

③ 目が開いていない

意識して目を1.5倍大きく開くイメージで声を出してみましょう。
眠そうな目で声を出すときに比べて、はっきりとした大きな声が出ることを確認できるはずです。

④ 重心が後ろにかかっている

踵重心を、足裏全体で体重を支えるイメージで体の重みを感じます。
後ろにかかっていた重心を足裏全体で支えることで、体幹部に軸を意識しやすくなります。

(3)メンタル面が原因の場合

① 大きい声は出ないと諦めている

まずは大きな声は出せる声帯を持っていると決めることが大切です。
つぎに、(1)でもお伝えした、吐く息に声をのせるイメージで声を出すことを心がけます。その際に、吐く息のスピードは1,500キロのイメージで声を出してみましょう。自然に大きな声が出るようになります。

② 大きな声を出すとうるさいと言われないかという不安

子供の時に感じた恐怖や不安は、あくまで子供心に感じた不安であり、恐怖です。

まずは、声の大きさを通じて、周りへの迷惑を考え、配慮できる感性を育ててくれたと受け止めましょう。

その上で声が大きすぎないか心配な場合は、事前に声が大きい時は遠慮なくおっしゃってくださいね。と聞き手に一言かけておくといいでしょう。

自分が思っている以上に大きな声は出ていないものです。
さらに気になる方は、他人との会話を録音して聞いてみるといいでしょう。
相手の声の方が断然大きく録音されていることに気づくでしょう。
おそらくあなたは自分より大きい相手の声に対して、うるさいと感じていないはずです。自分の声が大きすぎないかと感じているのは自分だけ、と気づくでしょう。

③ 小さな声の自分というセルフイメージから抜けられない

「今まで小さな声で過ごしてきたけど、これからは大きな声で話してみよう」という意識が芽生えると、潜在意識下では、それを「変化」ととらえます。
潜在意識は、「現状を維持して、今の状態を保つ」という機能を持っています。これは声の状態にもあてはまります。今まで小さな声で嫌な思いをしてきたとしても、なんとか今まで生き延びることができてきたという現状を維持しようとするのです。

長年小さな声で過ごしてきた人は、声が小さいことによるデメリットを感じながら生活しています。声が小さく自信なさげに見えることは、自身の顕在意識上では「嫌だ!」と思っていても、潜在意識下では「小さい声でもいいんじゃないの。大きな声でハキハキと仕事をすると、重たい仕事を任せられたり、はっきり言い過ぎることでトラブルやクレームになったりするんじゃないの?」というやりとりが行われています。

まずは小さな声によって守られてきた自分を労いつつ、大きな声が出せるようになることで、どんなメリットを受けることができるのか、本当のところ自分はどんな自分になりたいのか、ということを箇条書きでもいので書き出してみることをオススメします。

自分はどんな自分になりたいかを明確にすることで、では今の自分はどうありたいかということがわかってきます。

そして少しづつでいいので、大きな声を発する機会を増やしていくのです。
急激な変化には徹底的に抵抗する潜在意識も、少しづつの変化に対しては順応しいくのが潜在意識の性格です。

④ 相手が怖い、萎縮してしまって、声が小さくなる

まず、自分はそんなに完璧な人間ではないということを知ることです。
間違えたり、失敗することを恐れてしまう人は、完璧でなくてはいけない、間違えるなんて許されることではないという意識が無意識に働いています。

まずは自分に対する完璧を求める意識を捨てましょう。
厳しい言い方になってしまいますが、完璧でいなければいけないという思考は、裏を返すと「私は完璧になれる存在」という幼児性の裏返しです。

常に人から学び、教わる存在で不完全な人間であることを認めましょう。
それだけでも、怖い上司の言葉も全てアドバイスとして受け取ることができるようになります。素直に謙虚に人から学ぶことを繰り返していく中で、身体や喉の緊張が取れて、声が出やすい身体と心の状態を作り出すことができます。

⑤ 自分に自信がない

自己肯定感が低く、自分に自信がない人も声が小さくなる傾向があります。
アメリカの大学での心理学の実験でも、自信を持っている時の方が、自信のないときに比べて、声が小さくなる傾向にあることを伝えています。

自分に自信がないから声が小さくなるなら、逆の意識を持ってみましょう。自信がない時ほど、ボイストレーニングで磨いた大きく通る声で話してみるということです。

心の弱さを、メンタルのトレーニングで変えることもできますが、自分の声の状態を変えてみることで、心を変えていく方法をとるのです。

心は体や声の状態を常に察知してます。心がビビったり、不安を感じる時の兆候として、胸がギューっと締め付けられるようになったり、喉が詰まったような経験をしたことがありませんか。心の不安や自信がないという気持ちを生み出すのは、そういった体の緊張した感覚や、声の震えなどの症状を第一次症状として、察知し、自信がない、不安といった心の状態を作り出しているのです。

不安や、自信がないという心の状態はそのままでも構いません。体を緩め、大きく通る声で話すということを習慣化しみてみましょう。気づけば、自信というのは、不安に対して、何もできなくことではなく、不安や緊張の中でも、その気持ちにしなやかに向き合い、いまできることをしっかりと声や言葉で表現することによって身についていくものだと実感していくことでしょう。

「声が小さい」とお悩みだったお客様の感想

主婦/女性 T.Aさま
今まで「出ない」と思い込んでいた声が出たのにびっくり。魔法にかかったようでした。大きな声で極限までの高音で歌って、とっても気持ちがよかったです。メンタルな話も興味深く、今まで聞いた事もない深いところに通じることを知り、もっと早く聴きたかったと思いました。これからの生き方が変わるかも?変えられるといいなと思っています。ありがとうございました。
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